入らないと言われた機器はたいてい入る
扉の幅より機器が大きいという理由で計画が止まることがあります。しかし多くの機種は、外装パネルと一部のモジュールを外せば十センチほど細くなります。メーカーの手順に沿って分解し、店内で組み直せば、什器の移動も壁の解体も要りません。工事の可否を寸法だけで判断すると、必要のない改装費が発生します。まず分解の可否を確認するのが順番です。
1台の停止が店舗全体に及ぼす影響
セルフサービス端末が停止すると、その端末が処理していた取引は窓口と残りの機器へ移ります。取引量の多い拠点では影響がすぐに表れ、待ち時間が延び、行員の負担が増え、窓口での対応件数も増加します。復旧時間は技術上の指標であると同時に、店舗の日々の運営を左右する要素でもあります。店舗から最も多くいただくご質問の一つが「通路の狭い店舗」です。
什器を戻す位置を写真に残す
工事のために棚やカウンターを動かした翌朝、元の位置が数十センチずれているだけで、レジ前の動線が変わり、スタッフの動きが乱れます。当社が移動前に必ず写真を撮るのはそのためです。床に養生テープで印を付け、戻したあとに写真と照合する。手間としては五分ですが、翌日の営業に響く差になります。